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1995年式　モーガンプラス４です★
モーガンは鉄道技師だったヘンリー・フレデリック・スタンリー・モーガンによって1910年に設立されました。同年オリンピアモーターショーにて3ホイーラーモデルが公開され、このモデルの成功によりモーガン社の経営が確立します。
1936年には市場の要求により初の4輪モデル4/４を発表します。モーガンの4輪モデルはその後も基本構造を全く変えないことでも知られ、モーガンだけは設立から100年上経た現在もなお基本構造を変えずに生産が続けられるという、目まぐるしいモデルチェンジを繰り返す自動車産業の世界では奇跡のような存在です。
基本構造が変わらない外見と同様、当然製造工程もまた１台１台が職人による古式ゆかしい手作りです。ボディパネルは手叩きや木型による治具で成形され、内装・外装の建付けには今も一部木製フレームが使われています。
エンジンは英国フォードやローバー、トライアンフ、フィアット等既存の量産メーカーから調達する事で、クラシカルな外見のままエンジンは多彩なバリエーションと最新スペックに対応し、現在ではBMWのエンジンが使用されています。基本はベーシックな4気筒のエンジンを搭載した４/4、プラス4ですが、6気筒エンジンを搭載したプラス6やV8のプラス8など大排気量の高性能エンジンを搭載した過激なモデルも存在します。また日本のマツダロードスターのトランスミッションが採用されたモデルもあります。
モーガンは２座席のロードスター型が基本ですが過去には４座席モデルも存在しました。