クラシックカー・ヴィンテージカーの専門店　ダイヤ自動車

売約済みです。
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1978年式　パンサーJ72入庫しました☆
1960~1970年代、欧米ではすでにクラシックカーが自動車趣味の文化が確立していまいました。当地では早くも、戦前型のクラシックカーのリバイバルデザインや過去の名車を再現したレプリカモデルが現れます。
当時の現行モデルのシャシーを流用あるいはシャシーを新造し、それをベースに当時現行のエンジンやトランスミッションを組み合わせ、FRPやアルミなどで往時のスタイルを再現しシャシーに架装、戦前型のクラシックなスタイルを現行車の性能、信頼性で楽しめるというものです。
パンサーをコーチビルドしたパンサーウェストウィンズ社はロバートジャンケルがイギリス・サリー州に1972年に創業したハンドメイドの少量生産自動車メーカーです。ジャンケルはチェルシー科学技術大学で工学を学んだ後、オースティン７のカスタムカーを販売することを目論見ますが、失敗し家業のファッションデザイン業に従事します。
ジャンケルはファッションデザイナーとして活動する傍らでもカーデザインの仕事を並行し、パンサーを創業した1972年に自動車ビジネスに専念します。
パンサーを設立すると1930年代のジャガーの名車SS100をモデルにしたJ72を発表しました。社名は本家「ジャガー」にあやかりヒョウ科の「パンサー」と命名します。
シャシーは1930年代のデザインを忠実に再現するため、ラジエターとエンジンを前輪軸より後ろに配置した専用シャシーとして設計しています。エンジンは当時ジャガー最新のXJシリーズの直列6気筒DOHC型3.8L及び4.2LとV型12気筒5.3Lが用意されました。
内装はロールスロイスでも知られるコノリーレザーで仕上げられ、オートマチックミッションも設定され約500生産され、日本ではモーガン・オート・タカノ、中部八重洲自動車の手によって輸入されました。